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長島コラム「乾坤一擲」

6月23日 (水)

さあ、参議院選挙へ!

激動の中にも感謝の日々

150日間にわたる通常国会の会期が終わり、いよいよ明日から参議院選挙である。

緊張の初登院から、はや7ヶ月。新米議員として、それこそ無我夢中で走ってきたが、「国権の最高機関」(憲法41条)で思いっ切り働くことができる喜びと感謝を実感する日々でもあった。私を支持し応援してくださった皆さんのお陰さまである。

それにしても、今国会では、すべてに投げ遣りな小泉政治の「いい加減さ」が眼に余った。中途半端に終わった道路公団民営化、見掛け倒しの三位一体・地方分権、「100年安心」といいながら明日から不安な「年金改悪法」の強行採決、イラク多国籍軍へのなし崩し参加決定、選挙パフォーマンスに終始した北朝鮮外交の失敗、など枚挙に暇がない。

これらすべてに、首相が投げ遣りに見えるのは、もはや、そうするしかないからなのだろう。利権をめぐり依存と分配を繰り返す旧来型の政治の延長では、将来の展望もなく、国民への説明もつかないからだ。

そういう行き詰まった「投げ遣り政治」に対抗するためには、私たち野党も発想を転換しなければならない。「べた凪国会」などと茶化すマスコミに乗せられて、反対のための反対や、政府の揚げ足取りや、牛歩や、ピケや、否決することが決まっているのに年中行事のように内閣不信任を突きつけてみても、国民の皆さんの信頼は得られない。繰り返すが、いま問われているのは、「野党の意地」などではなく、この国を本気で再生しようとする「政治家の矜持」。

したがって、当初の野田佳彦国会対策委員長の方針は、「徹底的に審議を尽くす」ことだった。議員一人一人が政治家の良心に従って、国民有権者の皆さんが最も不安に思い不満を感じている争点について徹底的に質問し、政府の説明責任を尽くさせる。場合によっては修正させる。派手なパフォーマンスはいらない。私たち代議士は、「国民に代わって議論をする士(サムライ)」なのだ。

そして、次の総選挙までひたすら爪と牙を研ぐのである。爪は「政策」であり、牙は「有権者との連帯」である。私たち民主党は、参院選を前に、マニフェストをさらにヴァージョンアップさせた。年金制度の一元化や真の地方分権へ向けた18兆円に上る地方への税源移譲など、昨年の衆院選マニフェストの基本構想を継承し、農業政策や外交政策でさらにパワーアップしたと自負している。

これに、有権者との連帯を重ね合わせるのが、選挙戦に他ならない。暑い夏の日差しの下で繰り広げられる熱い戦い。「投げ遣り」小泉政治を論破することはもちろん、いかに説得力ある将来のヴィジョンを語れるか。候補者のみならず民主党国会議員すべてに課せられた大切な使命である。

明日から始まる参院選挙は、つぎの総選挙における政権交代実現に向けた確実なステップとしなければならないと同時に、行き詰まった旧来型の政治の終焉を有権者の皆さんに強く印象付ける絶好の機会とせねばならない。民主党の仲間に皆さまのご支援をよろしくお願いします。