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長島コラム「乾坤一擲」

12月5日 (月)

子どもたちは、私たちの愛で守ろう!

相次ぐ少女殺害事件。広島で、茨城で、悪魔のような犯人の手にかかって幼い命を落としたのは、いずれも小学1年生の女の子だった。

子どもたちの安全が深刻に脅かされている。いまこそ地域の大人たちが立ち上がるときではないか。

「(病院で)会ったあいりはすでに息がなく、目をあけて今にも起きあがり『おとうさん、おかえりなさい』と言ってくれそうな感じでした。私は全身の力がなくなり、くずれたのを覚えてます。」とのお父様の手記には、本当に胸が詰まる思いだった。いま、子どもたちの通学路の安全を守るためには、「自助」、「共助」、「公助」が何としても必要だ。

子どもたちは、防犯ブザーを持ち、なるべく集団で登下校を励行するなど、自助努力が必要。

さらに、PTAの皆さんをはじめ、学校、保護者、そして地域の大人たちによる共助の輪を広げて行かねばならない。 そして、警察を中心とする公的な仕組みが犯罪者を摘発し、犯罪を抑止し、街の死角もできる限りなくしていく。 このような悲惨な事件を二度と繰り返さないためには、地域の絆をもう一度結びなおすことが必要なのではないか。

また、被害者のご家族に対する心のケアなどの支援、周囲の子どもたちや先生方に対するカウンセリングなどの施策も併せて充実させなければならない。

広島の事件では、犯人の男はペルー人だった。しかも、偽名を使い偽のパスポトで不法入国していたという。 さらに驚くべきことに、男は本国で少なくとも3件の少女暴行事件を起こし、7ヶ月間の服役経験があったことも判明した。これは、地域力だけではとても対応しきれない、重大な国の責任だ。

「南米では日系人の旅券が売買されている」との情報に接していながら、法務省の出入国管理局によって簡単に「定住者ビザ」が発給されているという事実、まずはこのずさんな資格審査体制に、メスを入れなければならない。

全国で心ある大人が立ち上がり、地域力で子どもたちの安全を守ろうとしているいま、私たち国政も、とくに法務省、警察、そして自治体などの間で性犯罪歴などの情報の共有システムを構築するなどの方策で、強力にバックアップしていく必要がある。