長島フォーラム21

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長島コラム「乾坤一擲」

2007年11月9日(金)

民主党は猛反省し、一から出直します!

 密室の党首会談、突然の「大連立」提案、代表の辞意表明、そして、続投・・・。この数日間、国民の皆さんを振り回してしまった「コップの中の嵐」がようやく沈静化しました。政権交代による政治の刷新を望む国民の皆さんに、心よりお詫び申し上げます。
 私たちは、これまで「次の総選挙で勝利して、政権交代を実現する」と強調し、「談合批判を招く密室の協議には応じず、開かれた国会の場で堂々と議論すべき」と主張してまいりました。しかも、国会における第一党の自民党と第二党の民主党が連立を組むということは、衆参で巨大な与党が誕生することを意味します。これでは、政権をチェックする機能は失われ、政策の選択肢がなくなり、政策決定のプロセスが不透明になり、それこそ議会制民主主義は空洞化してしまう。したがって、小沢代表が持ち帰った「連立提案」を即座に拒否した民主党の最高意思決定機関である役員会の判断はまったく正しかったと思います。この点だけが、今回の悲喜劇の唯一の救いです。

「ねじれ」国会で、国会審議は緊張感とともに変わってきた

 代表の辞任表明、党を挙げての慰留、それを受け入れて続投表明・・・。どこまで国民の皆さんの理解を得られたかまったく自信はないのですが、とにもかくにも混乱を短時日に収束させ、局面を打開することが緊急課題でした。しかし、今回の出来事は、改めて衆参ねじれ国会における政策実現のあり方を考え直すよい機会となったことも事実です。つまり、ねじれ国会が、お互いに政策をつぶし合い、混乱と停滞だけをもたらすのであれば、政治に対する国民の信頼を損ねる結果となってしまいます。私たちは、「ねじれ」が国会審議の緊張感を生み出し、健全な政策論争、改革競争につながっていくよう具体的な道筋をつけなければなりません。たしかに、今年前半に繰り返された強行採決は影を潜め、政府の情報開示や説明ぶりにも変化が見られてきました。国会の状況は明らかに変わりつつあります。ここが踏ん張りどころです。焦ったら負け。巨大与党に足元を見られ、付け入る隙を与えてしまいます。ここは毅然として、正攻法で闘う正念場と心得ます。

「ねじれ」解消は、総選挙の勝利で!

 いま、参議院選挙で国民の皆さんに公約した民主党政策が実を結びつつあります。まず、「年金保険料の流用禁止法案」が参院で可決されました。新潟中越地震以来の懸案だった「被災者生活再建支援法」の改正では与党が歩み寄り合意できました。政治とカネに対する国民の不信を払拭するための「政治資金規正法改正案」も与野党協議が始まり、肝炎被害者救済策でも民主党が主導権を握っています。今後、子育て支援や農業再生、そして年金制度の抜本改革に向けた法案を続々と参議院へ提出し、可決を目指していきます。こうした動きは、国民の皆さんが参議院で大きなお力を与えてくださった賜物です。このことを決して忘れてはなりません。「ねじれ」解消は、大連立などではなく、参院選で約束した政策を一つでも多く実現するよう努力し、その結果として来るべき総選挙で勝利することによって果たすべきなのです。私、長島昭久は、どんなに苦しくとも政権交代の王道を歩む決意です。